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関節の新しい治療「PFC-FD療法」開始について

2021/06/07

当院では、2021年5月より

関節の新しい治療「PFC-FD療法」を開始致しました。


    PFC-FD療法ってどんなものですか?

                ご自身の細胞から抽出した

                 「成長因子」を活用する

                      新しい治療法です。

ひとが生まれながらに持っている、自然治癒力を利用した

再生医療。新しい選択肢として注目されており、スポーツ

選手が導入していたり、大学病院で、多くのひざ関節治療

に用いられているのが〈PRP療法〉です。

血液の細胞成分から血小板を多く含んだ成分だけを取り出

したPRPを傷ついた箇所に注入。

血小板に含まれる「成長因子」のはたらきを利用して、細

胞の成長や増殖を促します。

「PFC-FD療法」は、厳格な管理がなされた施設で加

工された「成長因子」を使う治療です。

患者さんご自身の血液からつくられたPRPを特殊な技術

でさらに濃縮させて血小板を活性化し、より多くの

「成長因子」を関節内に注射することで、痛みを和らげた

り、損傷部位の機能改善をめざします。


              どんな特徴がありますか?

  自己血液を使用するオーダーメイド治療なので安全安心

患者様ご自身の血液をもとにした「成長因子」を使用する

オーダーメイドの治療なので、アレルギー反応等のリスク

も少ないです。

厳格な管理がなされた清浄度の高い再生医療センターで、

成長因子を抽出しています。

          手術をしない、関節内注射による日帰り治療

ご自身の血液から抽出した「成長因子」を、ひじ・ひざの

関節内に注射器を使って注入する治療なので、手術の必要

はありません。

 

           どんな風に治療するんですか?

              治療は大きく分けて3ステップ

問診・診察     関節の痛みや違和感の程度、これまでに

                    行ってきた治療についておうかがいしま

                    す。

採血              自己血液を約50mlを採取し、清浄度の

                    高い再生医療センターで検査・加工しま

                    す。

注射               再生医療センターで加工、フリーズドラ

                    イ化したご自身の血小板由来「成長因子」

                    を患部に注射します。

             どんな人に向けた治療法ですか?

●変形性膝関節症でお悩みの方

●関節炎と診断されて、さまざまな治療法を試している方

●階段の上り下りで、ひざに負担がかかる方

●ひざに違和感があるが、同じ治療法を続けて効果が得ら

  れない方

●スポーツで関節を痛めた方

●手術に抵抗感のある方

                      高齢でも大丈夫ですか?

手術を行わない注射による治療法なので、高齢の患者様で

も受けることが可能です。

                 関節以外にも治療できますか?

アキレス腱など、筋肉や腱の症状にも適応となることもあ

ります。

※ただし患者様によって異なるため、医師にあらためてご

   相談ください。

まずは、お気軽にご相談ください。